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戦国時代~安土桃山時代

(1)応仁の乱
足利義満以降、室町幕府は衰退していきます。重大な事件としては、1441年6代将軍・足利義教(あしかがよしのり)が家臣の赤松満祐(あかまつみつすけ)に暗殺されます。嘉吉の乱(かきつのらん)です。そして8代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)の時代に大変な内乱が勃発します。応仁の乱(おうにんのらん)です。義政の弟・足利義視(あしかがよしみ)と子・足利義尚(あしかがよしひさ)の将軍家後継争いに加えて畠山家の家督争い、そして幕府の実力者・細川勝元(ほそかわかつもと)と山名持豊(やまなもちとよ)の争いが加わり1467年~1477年までの10年以上もの長い歳月の戦乱になりました。

(2)戦国大名
応仁の乱以降、幕府の権威も完全に落ち、日本全国乱れました。その中で実力によって国を支配する戦国大名が登場します。有名なのは、京都から関東に来て伊豆(いず)や相模(さがみ)を実力で支配した北条早雲(ほうじょうそううん)や中国地方の毛利元就(もうりもとなり)、今の岐阜県にあたる美濃(みの)の斉藤道三(さいとうどうさん)などがあげられます。

(3)織田信長
日本全国群雄割拠の戦国時代に天下統一を目指す人物が現れます。織田信長(おだのぶなが)です。1560年に東海の大大名である今川義元(いまがわよしもと)を桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)で破ります。その後、三河(みかわ)の徳川家康(とくがわいえやす)と同盟を結びます。1571年には敵対する比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)を焼き討ちし、1573年には将軍・足利義昭(あしかがよしあき)を京都から追放します。これにより室町幕府が滅亡します。1575年には、最強とうたわれた武田の騎馬軍団を長篠の戦い(ながしののたたかい)で破ります。信長は、琵琶湖畔に安土城を築き天下統一へ邁進します。しかし、1582年重臣の明智光秀(あけちみつひで)に謀反をおこされて京都で討たれます。本能寺の変(ほんのうじのへん)です。

(4)豊臣秀吉
山崎の戦い(やまざきのたたかい)で信長の仇である明智光秀を破ったのが羽柴秀吉(はしばひでよし)後の豊臣秀吉(とよとみひでよし)です。さらに信長の一番の重臣であった柴田勝家(しばたかついえ)をも倒してしまいます。そして徳川家康と同盟した信長の子・織田信雄(おだのぶかつ)と小牧・長久手の戦い(こまきながくてのたたかい)がおこりますが、最終決着がつくまえに和睦します。これにより実質的な信長の後継は秀吉となるのです。秀吉は四国・九州・関東・東北と次々に平定してついに全国統一を成し遂げます。晩年には2度朝鮮に出兵しますが、これによって豊臣政権は揺らぎ始めます。1592年文禄の役(ぶんろくのえき)、1597年慶長の役(けいちょうのえき)です。









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